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2008.09.25 議会が閉会
9/10より開会していた 平成20年 結城市議会 第3回 定例会が閉会。
議案16件、認定2件、選任2件の20案件について、すべて可決成立となった。

一昨日のブログに書いた、教育委員の選任についても、議会運営委員会では否決と
なったが、「本会議に上程し審議すべき」との動議が提出され、賛成多数で可決され、
議会で審議されることとなった(上記の選任2件がそれにあたる)

私も、ブログで述べたとおり、議会運営委員会での否決には問題があり、本会議で
審議すべきとの考えであり、この動議の賛同者の1人として、署名をさせていただいた。

今回の議会運営委員会での内容を質問する機会があり、審議の様子を説明して
頂いたが、たしかに、両者の意見は理解できる部分もある。意見交換はよしとしても、
議案の中身によって上程するか否かが決められてしまったことは、議会運営委員会が
議案の中身を審議する場所ではないという大前提からそれてしまったこととなり、
やはり、まずかったと思う。

また、思うのが、議会運営委員会で、もっと違った手立てが議論されなかったことも
残念でならない。

9/25の閉会にこだわらず、会期を延長して、議論する場を作ることだってできたはず。
その間に、全員協議会を開いて意見調整を行ったり、教育・福祉委員会に付託して
時間をかけて議論することだってできたと思う。

単純に日程通りこなすという固定観念にとらわれ、柔軟な対応が論議されなかったの
ではと推測しており、本会議場でも、上記のような意見を述べさせていただいた。

議会運営委員会には、日程を決めることができる大きな権限もある。

たとえば、結城では、予算・決算特別委員会は2日間と決まっており、そのなかで、
初日と2日目に扱う所管が決められているが、他市町村の例を見ると、審議日数は
2日+予備日1日をとって、その中で、初日にここまで終わらせるといった決め方をせず、
初日で終わらなければ続きを2日目、といった柔軟に行う形を取っている。

また、大きな問題が発生した場合には、会期を延長して関係する常任委員会をひらいたり、
特別委員会を設置して議論の場を設けるなどの対応をしているケースも数多く耳にしている。

今後は、議会運営委員会には、固定観念にとらわれずに、柔軟に日程を組みなおすくらいの
考えで、運営にあたって頂きたい。