10/5 ~ 10/7 の3日間で、総務委員会 行政視察研修に行ってきました。


● 愛知県刈谷市 防災システム整備事業について


本年7月に結城市と愛知県刈谷市が災害時相互応援協定を結んだこともあり、

表敬訪問をかねながら、防災システム情報整備事業について伺ってきました。

会議室に大型液晶パネルやプロジェクタを配置し、

市内の道路や排水機場、河川の情報や定点カメラの映像や、

天気関連の情報提供会社からの天候予測などの各種情報を一度に表示しながら

災害対応の意思決定を行うシステムであり、現在も構築中。

このほかにも、現在、整備の完了している移動系防災無線に追加する形で

津波による被害の予測されている地区に同報系防災無線を設置するなど

早くから東南海地震に対する整備の進んでいる刈谷市の防災対応について

その考え方、整備の方向性について研修を行いました。


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● 大阪府池田市 地域分権の推進について


市内の11小学校区ごとに協議会を立ち上げ、各協議会ごとに上がってきた

案件に対して市が確実に予算付けを行い実施している制度。

この事業には個人住民税の1%相当額(約7000万円程度)を割り当て、

協議会から上がってきた案件は原則予算付けを行っているとの事。

各協議会でも、単なる要望の取りまとめにとどまらず履行されることから、

熱心な協議が繰り返され、地域の困りごと、地域活性化が住民の手によって

実施され、地域分権が加速している。公共が手を出しにくい案件についても、

各地区の協議会が住民との調整をしっかり行ったり、協働による事業推進で、

行政の直接実施に比べてきわめて低コストで実現できた案件もあり、

池田市ではこの事業に割り当てる予算額を増やして行きたいとの事。

また、単なる整備だけでなく、協議会ごとの10年後の地域のあるべき姿が

構想としてつくられており、市のマスタープランにも組み込まれている。

市内の地域間格差を埋めるヒントとなりうるとのことで同事業について

伺ったが、格差解消以上に意識の高い中で運用されており、

協働の街づくりの究極の形に育っているとの感を受けた。

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●兵庫県神戸市 阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター見学


阪神・淡路大震災の状況やそこから学んだ教訓、防災・減災について

展示されている同センターを見学。

当時の阪神・淡路大震災の大変な状況を映像や資料から学んだ一方で、

津波についての展示物では、最大予測を15mで展示してあることからも、

今回の東日本大震災が、あの大変な被害をもたらした阪神・淡路大震災のデータから

想定した規模をしのぐ大変なものであることも垣間見える。この展示物については、

先々改定されるものと思うが、国や県、市町村でも早急に起こりうる災害規模や

災害対応計画の見直しが求められる。


※施設内の写真撮影が禁止だったので、写真はありません。




出来ることならば、今回の東日本大震災から何か得られないかとの観点で

被災地を訪問することも協議されましたが、視察先を検討していた6月の時点で

まだまだ落ち着いていない同地域を選定することは難しいとの観点で

今回の内容を検討しました。現在は多くの地方議員が被災地に視察として

足を運んでいますが、6月当時、この状況は予測できなかったことからも

被災地視察は見送り、上記のような視察事項を選択しました。


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