私は一応IT技術者の端くれにいるのですが

ソフトをつくるときには「仕様書」というものを必ず書きます。

「設計書」と言った方がわかりやすいかもしれません。



技術屋さんの世界ではみんな同じだと思いますが、

どんなことができる、とか、どんな機能がある、とかを、

お客さんと約束して「仕様書」を書いて、納得していただいて作ります。



もちろん、設計段階で予定していないこともあります。

当初できると思って書いたものの実現が難しく、

代替のような形の機能で補完することもあります。


そのときには、ちゃーんと、お客さんに問題点を説明して、

合意の上で仕様書を修正します。



ここまで読んでいただければ何を言いたいのか想像が付くかと思いますが、

マニフェストもまったく同じなのです。



約束して設計書(マニフェスト)を顧客(国民)に示して、

理解を得られたから、多数派になって政権をとる。

実際に行ってみて、まずいところはその都度説明して理解を得て直す。



しかし、今の政権はまったくもってできていません。

年金問題、国家公務員の削減、国会議員の定数削減、特別会計の改革、

天下りの根絶、埋蔵金の捻出、八ッ場ダム問題、子供手当てにおける地方負担、

主要な主張がどっかへいっちゃっている状況です。



今の政権は、最初の設計書と違うものを作って納品しようとしています。

しかも顧客(国民)に十分な説明をしないままに断行しています。



政府は取る(税金)ところはしっかり先取りで集めます。

本来ならば、こういう場合、顧客は「最初と話が違うから、お金は払わないよ」と

できるのですが、さしずめ、先に費用を払っちゃったら、違うものが出てきたけど、

修正してもらえない、さてどうやって契約を見直すか、破棄するか、

といったところでしょうか。



ここまで当初と違う設計書になってしまったのだから、

国民に信を問うべきだとおもいます。

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