レポートがちょっと遅くなりましたが、

2/3・4・5 で熊本県玉名市・山鹿市・長崎県雲仙市を訪問し

庁舎建設事業や自然エネルギーを活用した発電について視察してきました。


●熊本県玉名市


玉名市では新庁舎建設事業、公共施設再配置計画を視察してきました。

新庁舎建設事業では建設予定地や基本方針が決定したあとに

市長選挙により市長が変わり、事業費総額や場所などの見直しがかかり

紆余曲折を経て着工にこぎつけました。総額も20億円減の40億円での

建設となり、消費税アップの様相が見えたことから予定を早めて

税率5%のうちに発注を行うなどの苦労もあったそうです。


公共施設再配置計画においては、玉名市は1市3町の合併により

誕生したことからも多くの公共施設がありますが、124の公共施設を、

用途別に20に分類して、系統ごとの基本方針を策定し、

保有面積を37%カット、年間トータルコスト65%カットを目指す案を策定。

この計画により住民1人あたりの保有面積は全国平均を下回るものの、

さらに切り込む必要があるとの話もされておりました。


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●熊本県山鹿市


山鹿市では新庁舎建設事業、総合窓口によるワンストップサービスについて視察。

山鹿市は1市4町の合併により誕生した市で、新市計画の中で新庁舎建設が決定されておりました。

計画では既存の場所ではなく新しい場所に、との方針が示されていたので候補地を

いくつかあげて検討したもののいずれも適さず、現庁舎のある場所に建設ということとなりました。

総額は40億円との当初の方針の中で建設が行われ、検討を進めていくうちに福祉センターの

併設が必要との判断にいたり、その分が増額され45億円となったそうです。


総合窓口については、合併前の旧 山鹿市 時代の昭和62年から取り組まれており

蓄積されたノウハウをもとに、合併後も総合窓口を設置しサービス拡充に努めてこられました。

単に窓口を総合化するだけでなく、複数の手続きの際に同じ情報(名前・住所など)を

何度も書かなくてもすむように申請書の形式を変更したり、利用者の手続き内容によって

簡単な手続きの人と複雑な人の手続きで窓口を分けるなど、処理の円滑化についても

検討がなされている点は学ぶべきものがありました。


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●長崎県雲仙市

雲仙市では小浜温泉で実証実験が進められているバイナリー発電所を視察。

従来の地熱発電のように温泉源から蒸気を取り出す方法ではなく、

流出する温泉水から沸点の低い媒体への熱交換を行い発電を行う手法。


105度の温泉水が熱交換により75度となるが、そもそも源泉が熱いので

水で埋めて利用していることから75度という温度は問題にならないことや

温泉源を開発しないことからも理解が得られやすいこと、24時間流出している

温泉を使うので施設が24時間稼働できることなど説明を拝聴しました。


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新庁舎建設事業の視察においては、結城市で現在行われている検討段階から

一歩進んだ建設という観点での苦労話なども拝聴してきました。

また、部局配置の考え方も参考にしたかったので平面図も頂いてまいりました。

こういった資料を研究し、今後の提言に生かしたいと思っています。


総合窓口についても、利用される皆さんの利便性の向上にもつながるし、

コンビニでの各種書類発行と組み合わせたり、民間化を行うことにより

さらにコスト低減を図りながらの利便性向上がはかれます。また、新庁舎のレイアウトとも

大きく関係することからしっかり研究をしたいと思っています。


公共施設の再配置計画は、従来のランニングコストを考えないままに

補助金ありきでつくってしまった施設の維持管理を考える上で必要不可欠であるし、

昨今の経済事情の中でも持続可能な自治体運営を図る上で欠かせない計画です。

結城市でも来年から検討が始まるそうなので、しっかりとした提言をするうえで

参考にしたいと考えております。


自然エネルギー活用の観点では、日本はもともと地熱発電の技術では世界でも

トップレベルにあり、大きな地熱発電所を海外に輸出したりもしているようです。

国内の豊富な自然エネルギーをベースに組み立てていくことで、原発に頼らない

エネルギー政策は可能であると思いますし、今回の技術も温泉を熱源に使っていますが、

低い沸点の媒体をつかった熱交換ですので、熱源の幅は大いに広がると思います。

そういった知識や感覚を身をもって体験できましたし、私たちの住む街でも

捨てられているかもしれないエネルギーをしっかり見つめ、活用しなければならないという

認識も新たにできました。


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