10/15~17 の3日間にわたり、常任委員会の行政視察研修で

愛知県半田市・愛知県桑名市・長野県松本市を訪問してまいりました。


●愛知県半田市 総合型地域スポーツクラブについて


文部科学省ののスポーツ振興基本計画では

「全国各市町村に少なくとも1つの総合型地域スポーツクラブをおく」としており、

結城市でも、本年度、結城市総合型地域スポーツクラブが設置されましたが、

国内における先進地で、もっとも活動の盛んな愛知県半田市の事例を視察しました。

半田市では、市内5中学校区に1つずつ総合型地域スポーツクラブが存在しており、

学校施設や公共施設の一角にクラブハウスを構えて活動しています。

その中でも 「ソシオ成岩スポーツクラブ」はNPO法人格を持ち、

成岩中学校の体育館と共用する形で作られた施設の指定管理者として

管理運営しながら活発に活動をしております。市もスポーツ振興に力を入れており、

成人の週1回以上 スポーツを楽しむ人の割合を50%目標に掲げるなど、

スポーツの充実の一環として地域総合型スポーツクラブの活動促進を位置づけています。

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●愛知県桑名市 「地域包括ケアシステムの構築」について


団塊の世代の方々が75歳以上となる2025年には、医療や介護の需要が

さらに増加することが見込まれているなか、できる限り住み慣れた地域で

人生の最期まで続けることができることを目的に、様々な人たちや組織を

結びつけて在宅での医療や介護を実現していこうという仕組みが

この地域包括ケアシステムであり、桑名市では田中副市長さんを中心に

強力に推し進めている事例を拝聴しました。今回の視察におきましても、

田中副市長さん自らが、桑名市の現状分析から取り組みの方向性に至るまで

説明してくださいました。桑名市では、現状分析においても、複数種類あった

チェックを1本化したり、未提出者に対し訪問回収を実施して回収率をアップ、

そこから導き出されたデータを小学校区別に分析して地域性を持たせながら

ニーズを把握、個人に対しても 「アドバイス表」 という結果を返して

個々の介護予防ポイントを提供、委託している地域包括支援センターや

市内の介護関係施設にも市の傾向データを提供し、さらにはHPにも傾向データを

掲載する形で市全体で介護の現状を供給することからスタート。

また、市内の介護の傾向が、通所型が多いことにも着目し、在宅介護に

シフトさせることを念頭に、ケアマネージャーのプラン作成においても

通所によるサービスから、昨日訓練によりできることを増やして在宅での

生活を可能としていく介護予防に資するでのプラン作成に重点を置いています。

さらには、市の在宅介護促進の意向を強く示すために、新規事業者が

市町村と協議するにあたり、新規デイサービスを原則認めないなどの

方向性も出されているとのこと。これは、競争の原理の不公平ではなく

介護保険事業者である市町村に認められた機能を発揮するという考えたかでした。

他にもさまざまな参考になる考え方を組み合わせて、地域で介護をし、

地域で看取る仕組みの構築に力強く取り組まれています。

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(写真右:副市長さん 自らスライドを駆使して説明して下さいました)


●長野県松本市 「健康寿命延伸都市・松本」への取り組み


単なる寿命ではなく、元気に生活できる 「健康寿命」 に早くから着目し、

健康寿命をできるだけ延ばす施策に取り組んでいる松本市を訪問。

松本市の市長さんはお医者さんとしての経歴を持ち、チェルノブイリ原発事故では

ベラルーシに長期滞在して医療活動に従事されており、結城市でもその後経験を

講演され、私も拝聴する機会をいただいたことがあります。

市民・産・学・行政の協働により「人」「生活」「地域」「環境」「経済」「教育・文化」 の

6つの健康を目指して本計画が進められています。中でも特徴のある事業は

毎年、児童(小4・中2)の血液検査を行い、成人病予備軍の予防を図ったり

子どもの運動量を計測して、週末にも体を動かすことを目的に講座を開設し、

将来を担う子供たちの生活習慣病予防に取り組んだり、市内に35コースの

ウォーキングコースを設置してウォーキングを促進したり、市内のコンビニ駐車場で

健康相談に取り組んだり、地元信用金庫とのタイアップで健康講座を実施したり、

幅広い年齢層の健康促進に取り組んでいます。特に、児童の血液検査については

もともとは貧血調査が発端だったそうですが、そこから発展して現在のような

生活習慣病の予防になったそうです。他にも、市長さんのベラルーシでの経験を

基軸とした原子力災害時の医療活動マニュアルや15万人分のヨウ素剤 備蓄など

参考にしたい事例が数多くありました。

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今回、3市の特徴ある施策を学んでまいりましたが、

特に桑名市の地域包括ケアシステムについては非常に関心を持ちました。

桑名市で現在つくりあげた考え方も、簡単に実施できたものではなく、

全国各地の事例を視察し、地域のデータをしっかり集めて傾向をつかみ、

そこから保険事業者としての考え方を明確にしてきた結果であり、

内容のすばらしさに加えて、市の強い姿勢が成し遂げた取り組みだと思いました。

この姿勢は市としても、私としても、しっかり学びたいと認識を新たにしました。



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