議会情報推進委員会 行政視察研修で東京都羽村市、東京都東大和市、

国立国会図書館を訪問してまいりました。


●東京都 羽村市議会 議会だより発行について


羽村市は 9.9平方キロ(結城市の1/7)の面積に5.6万人が住む都市。

「ぎかいのトビラ」と題した議会だよりで、市民の皆さんの活動を前面に出した

編集構成。各常任委員会が当番で所管内の事務分掌に関する活動を

している市民の皆さんをPRしています。議員自らが議会だよりに関する

アンケートを配布・収集したり、5次にわたる様々な議会改革の取り組みの一環で

議会だよりの改善に取り組んでこられた様子を説明いただきました。

いろいろな意見の中で改革が進まない時期もあったそうですが、あきらめずに

少しずつ議論を重ねてきた結果が実を結んだ話も聞かせて頂きました。

また、羽村市では 「テレビはむら」 と呼ばれる独自の広報番組も持っており、

スタジオや編集ルームの様子も見せて頂きました。

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20150204_009.jpg ← 羽村市のゆるきゃら はむりんと

※上から2段目・中央の表紙の写真は頂いた資料を帰宅後に撮影


●東京都東大和市議会 議会だより発行について


東大和市は、大正8年に大和村ができたことにさかのぼるそうで、

当時、政争の絶えなかった6つの村が 「大いに和して1つの村になった」 ことに

由来するそうで、人口の増加に伴い昭和29年に大和町、昭和45年に東大和市へと、

それぞれ単独で移行されました。東大和市では市報も含めて新聞折込での配布が主体。

議会報のサイズがタブロイド版であるのも、この配布方法に起因しているようであり、

サイズが大きい分、文字も見やすく、内容についても議案や一般質問にとどまらず、

常任委員会を含めた各種委員会活動にも及ぶなど、充実した情報量が盛り込まれています。

また市長の市政方針演説に対する代表質問の掲載においては、会派の所属議員数に応じて

掲載行数に差をつけているなど、会派を重視したところも特徴的。

(代表質問の時間も所属議員数に応じて決定している)

自治会の加入率が50%を切っていることから、自治会経由での配布が難しく、

新聞折り込みを主としながら、新聞非購読世帯から希望があった場合には

ポスティングで配布 (約4000世帯 弱) しているという特徴的な状況があり、

自治会をどのように育成していくか難儀されている様子も拝聴しました。


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※下段・左の議会報の写真は頂いた資料を帰宅後に撮影


●国立国会図書館 視察


国立国会図書館は「国立の図書館」「国会の図書館」という2つの性質を持っており、

国内で出版されたすべての出版物を保管するという仕事も担っている施設。

利用者からどのような形で要求があり、情報(書籍)が提供されるか、

また、書庫内での実際の保管の様子など、現場を見ながら説明を拝聴しました。

国会図書館 地下の書庫にも案内して頂き、茨城新聞が保管されている書庫を

見せて頂いたり、あらゆる雑誌の保管コーナーなども見せて頂きました。

創刊号の発行から1号も欠けることなく保管されている状況や、

定期的に書庫の配置換えをしながら、各雑誌の向こう数年分の保管場所を

確保しながら作業をされている様子には、「国内で出版されたすべての出版物を

保管する」 という責務を忠実にこなしている様がうかがえる一面でした。

デジタル化して保存しているものもあるそうですが、いわゆる紙媒体をできるかぎり

劣化させること無く保存するという観点から地下の書庫という形をとっている点や、

保管における注意すべき考え方、資料を破損・汚れから守るために利用者にも

徹底してもらう点など、数多くの視点を学ぶことができました。

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今回の2市の視察では、議会改革が着実に進められており、その中で、議会だよりの充実が

位置づけられ、力強く進められている点は大いに学ぶべきポイント。また、議会のネット中継も

実施されていることから、正副議長をのぞくほとんどの議員が一般質問に登壇しており、

その結果、議会だよりの一般質問コーナーが充実している点もすばらしい。

結城市議会でも今期の4年間で、表紙の構成、一般質問の紙面を議員自身が編集、

代表質問の実施など改革を行い成果を出してきたが、そろそろ、議会改革全体を考えていく

必要があると常々思っています。先ごろ、結城市議会でも議会改革に関するアンケートが取られ、

議会運営委員会の正副委員長 主導で今後の取り組みが議論されるのを待っているところです。

任期は残りわずかですが、来期につなげられるような提案ができるよう、議会運営委員会の

正副委員長の声かけによる議論開始を待っているところです。


国会図書館 視察については情報を発するだけでなく、情報の管理・蓄積という視点で

どのように取り組むべきかという視点で大いに参考になりました。公共機関において

重要文書は一定期間は紙で保存しなければならないことから、劣化させずに、かつ、

いつでも調べて取り出せる状況にしておかねばならない重要な作業であり、

頭ではわかっていましたが、現実の作業としての難しさもよくわかりました。

市役所の文書管理・電子化での管理については、私も一般質問で取り上げたことがあり、

一定期間を超えた文書の電子化による永久保存が必要と考えております。

その考え方も国会図書館の手法の縮図のようなものであり、その点でも大いに参考になりました。


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