2007.04.19 公開質問状
今回の市議選において、アンケート1件、公開質問状1件の回答依頼を頂いた。

アンケートは、朝日新聞が実施したもので、今回の統一地方選に出馬した
25才から34才までの候補者を対象に行われたもので、いわゆる、
ロストジェネレーション世代の候補者の考えを聞くというものである。
おそらく今週末あたり、集計結果が朝日新聞に掲載をされるだろう。

もう1つは「9条の会・ゆうき」からで、憲法9条改正問題を結城市議会
議員選挙の争点にしたいという目的で回答の依頼があった。私自身、回答文は
用意したものの、9条問題と結城市議会議員選挙を結びつける考え方に
どうしても納得ができず、回答は出さなかった。

私の祖父も昭和19年に南方で戦死し、祖母、父が大変苦労したという話を
耳にしており、私にとっても、他人事ではない。しかしながら、趣旨の異なる
市議会議員選挙に9条問題を絡めるのは、単に、市議会議員選挙を借りた
会の自己主張の域を出てないと思うし、私を含め、戦争で大切な人を失った
人たちにとっては、きちんとした場で議論してほしいという気持ちであろうと
推測している。

とりあえず、回答を予定していた内容をここに掲載したい。
決して、各々の問題に対して考えがないというのではなく、あくまで、
9条問題を結城市議会議員選挙の争点にしたいという公開質問状の目的に
賛同できなかったので提出を見合わせたことは理解願いたい。

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【回答内容】

 私の祖父は、ちょうど今の私と同じ年齢である33才の時に南方で戦死しました。
私の父は(自分の)父親の面影を写真でしか知らず、祖母もその後の家庭を
支えるために大変苦労したという話を聞いています。多くの家庭の大切な人を
失う結果となった、そんな悲しい歴史は繰り返してはなりません。私は、
戦争には反対です。

 しかしながら、戦争放棄という平和主義を貫いていても、万が一攻められたときに
守る術がなければ、国民の安全を守ることはできず、結果的に不幸を招くことに
なると思います。守る術、いわゆる国防についてきちんと議論をし、方針を
ださねばならないと考えています。

 単純に自衛隊を合憲とする改正ではなく、その術が自衛隊なのか、あるいは
他の方法なのか、そういったものを考慮しながら憲法の改正を考える必要が
あると考えています。

 誤解をしないでほしいのは、決して、平和主義そのものの改正議論に
賛成なのではなく、『平和主義の理念の上で、国防を考える必要がある』と
いうことです。

 以上のとおり回答いたしますが、今回の結城市議会議員選挙の争点として、
憲法9条問題を争点にするという貴会の方針には、疑問を感じております。
もちろん、憲法9条問題は国の行く末を左右する重要な問題と受け止めております。

 市議会議員選挙という、いわゆる結城市の未来を議論する場での話題提起ではなく、
広い視野を持っての、市民(国民)が納得する場での話題提起をお願いしたいと
考えております。


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選挙時の公開質問状はよくあるケースであるが、その内容や目的をよく見極め
回答をしていきたいというのが私の気持ちである。
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