昨今、ネットがらみの事件が多発している。
出会い系の問題や、学校裏サイト、闇の職業安定所、などなど・・・。

そういった情勢の中、子供たちの携帯電話使用禁止や、アクセス規制などの
法的整備の議論が活発に行われている。

しかしながら、私自身は、あまり役に立たないと思っている。

私が本当に子供たちにしなければならないのは、インターネットがどういうものなのか、
そして、その中に転がっている情報の中から、自分で取捨選択をする眼を養わせる、
これが一番必要だと思っている。

インターネットから得られる情報は、間違えさえしなければ、便利で、有益な情報である。
たしかに、危険な情報もあるのは事実であるが、そういった情報を、自分で判断して
信憑性を考え、選び出す、それが必要なのである。

そういったことが教育されないままに、学校を卒業し、自己責任において、そういった情報に
触れる機会は必ずやってくる。在学中に問題が起きなかったとしても、予備知識もない
丸裸の状態で、社会に出て、自己責任だから・・・というのは、問題の先送りでしかない。

学校において、インターネット社会の現実を教育し、その中で、取捨選択の重要性を
正しく認識させることが、まず第一なのではと考えている。

インターネットの便利さが、批判で終わってしまうのは、業界にいた人間として残念である。
私も、小学4年生の時に初めてパソコンに触れ、そして、インターネット社会の急成長への
過度期を経験し、その素晴らしさ、そして危険さを認識しているひとりである。

取捨選択さえ間違えなければ、危険なものではない。

政府がやるべきことは、子供たちから携帯やインターネットを遠ざけることではなく、
それらの本質を正しく教育すること、そして、表現の自由や思想の自由を規制することなく
悪徳サイトなどを迅速に摘発する仕組みを作ることであると考えている。

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