午前8時半に結城養護学校を訪問。授業の様子や施設の内容を
見学させていただいた。

結城養護学校には現在280余名の生徒さんが通学されており、
先生方約160名が指導にあたっている。バスによる登校風景から
各クラスでの朝の学活、授業の様子を見学させていただいた。

皆さん素直な子たちばかりで、学校内で見慣れない私に対しても
挨拶をしてくれたり、笑顔で答えてくれたりと、こちらも挨拶を
交わしていて、とても気持ちのよいものがあった。

各クラスの授業でも、平均して生徒さん2人に先生が1人つくくらいの
割合のなかで、多彩な教材をつかってのきめ細かい授業がなされている
との印象を受けた。
(先生と生徒の比は、あくまで平均で、生徒さんの状況により差異がある)

先生方も、生徒さん1人1人の障害の度合いを熟知し、視覚(写真や絵)や
触覚(手で触った感触)を主体とした情報の提供や、手作りによる教材を
使っての授業構成には、やはりその分野のプロとしての力を感じた。
また、生徒さんが社会に出てからもできるだけ生活に不自由にならないよう、
社会生活を視野に入れた授業内容になっていることも、着目すべき部分であった。

高等部さんの技術関係の授業でも、たとえば名刺を作る印刷班のみなさんは
先生方の名刺を作る作業を仕事としてとらえ、注文を受けることから始まり
構成、印刷、請求書の発行など仕事に即した流れて学ぶなど仕事の観点で
学んでいる話や、校外学習の一環で、外部のお店で接客を学ぶなど、地域の
中での学習を実施しているとの話も伺った。

また、結城養護学校では県西地区の広い地域から通学されていることから
学校周辺の地域との交流だけでなく、生徒さんの地元の学校との交流も
進めているとの話を伺った。これは、学校を卒業した後、地元に戻って、
地元で生活する時間が多くなることから、早い時期から地元地域との交流を
もつことが、生徒さんたちにとって有意義な人間関係を形成できるだろうとの
観点からである。

今日の見学で、専門分野のプロとしての情報量、ノウハウの量にただただ
感服するばかりであり、見学をさせていただいてよかったと思っている。
私自身、「特別支援教育の拡充」の観点での質問においても知識や話題が
広がったし、結城市内の小中学校との情報交換を通して、結城市の小中学校に
とっての、特別支援教育のシンクタンク的な立場でも協力を板だいければ
大変心強いとの感じる見学であった。


【生徒さんが作成した皮細工の製品】

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